臨床実習が終わりました!!!!!!

聞いてください!!!!!

 

終わったんです!!!!!

 

臨床実習が!!!!!!!!!!!

 

 

うお~~~~~~~

 

去年の9月から始まり、先月の末まで、本当に長い1年間だったとおもいます。

最初の頃はゴールが遠すぎて、真っ暗な森の中を歩いているみたいな気分でした。

 

実習中によく思い出していたのが、子供の時に行ったナンジャタウンのことです。

 

小学生くらいの時でしょうか。

池袋にある、ナンジャタウンという屋内型遊園地に行きました。

ナンジャタウンは、現在はテーマパークとしては落ちぶれてしまった感じがありますが、その頃はまだ、「ナウいスポット」として盛り上がっていたとおもいます。

 

そこに、「お化け屋敷の中を三輪車に乗って進む」というアトラクションがありました。

ぼんやりした子供だったので、勧められるまま訳も分からず入ったのですが、アトラクションと言うよりも「試練」と呼ぶのがふさわしい、過酷なものでした。

 

まず、三輪車が1人乗りです。

一緒に入った家族が出発した後、何分か待機させられ、本当に1人ぼっちで出発します。

そして、怖い仕掛けがある道を、自分1人の力で漕いでいかなければならないのです。

 

さらに、その三輪車の前カゴには子猫が乗っていて、最初は「がんばるニャ~」などと話しかけてくるんですが、ゴールまで時間がかかりすぎると「もうだめニャ~」とか言って死んでしまうんですよね。

それがもう本当に心細くて心細くて、少年マンガのように「死ぬな~~~~~!!!!!!」と叫んだのを覚えています。

 

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この世の終わりのような気持ちになった

 

怖いし、子猫も死んじゃうし、マジで最悪。

目を瞑っていれば終わるタイプのものではないので、とにかく自分で三輪車をこがないといつまでも終わらない。

わたしはその状況が辛すぎて、頭が発狂しそうになったのです。

 

実習も、どんなに行きたくなくても「行く」以外の選択肢はなくて、それをやるのは自分で、行ったら怒られて、お金はなくなって、それでもゴールはなかなか見えてこなくて。

「目を瞑って開けたら実習が終わっていたらいいのにな」という妄想を1000回はしました。

でも結局、自分で頑張るしかありませんでした。

淡々とこなすように心がけていたので、頭は発狂せずに済んだ。

 

「実習が終わった後の景色はきっといつもと違って見えるだろう」とおもっていましたが、何も変わりません。

ただ、実習に行っていた分がすべて「学校の授業」に置き換わり、そのままぬるっと、勉強漬けの灰色の日々がスタートました。

早速、成績順でクラス分けをされたりして、シビアな感じです。

 

それでも、もう実習のことを考えなくていいし、実習日誌も書かなくていいんだとおもうと、嬉しくて嬉しくてたまりません。

これからは勉強を一生懸命するぞ!

あの時死んだ子猫もきっと見守ってくれているはずだ!

 

国試会場決定で、ホテル争奪戦!

今年度の国家試験についての情報が厚生労働省から発表されました。

 

www.mhlw.go.jp

注目してもらいたのが、「試験地」の項目。

「北海道、宮城県、千葉県、新潟県、愛知県、大阪府広島県香川県、福岡県及び沖縄県

え?こんなに少ないの……?

それに、東京は……???

 

わたしはてっきり、「1都道府県につき1会場」設置されるものと思っていましたが、違うんですね。

わたしは東京在住ですが、学校の先輩たちもずっと東京で試験を受けていたので、当然自分も東京で受けるものだとばかり……。

それがなんと、ここにきて千葉……?

 

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今年度は千葉です!!

 

とにかくこれが国の決定ということで、従うほかありません。

 

会場は、新浦安にある「明海大学浦安キャンパス」です。

浦安と言えば、わたしの中では「ディズニーランド」と「電車が最悪」のイメージ。

京葉線ってよく止まったり遅れたりしますよね。

 

ディズニーランドに行く時なら別に遅れてもいいんですが、国家試験に遅れたら「ファストパスなくなっちゃったね~」みたいなノリではすまないので、絶対に困ります。

絶対に困るので、前乗りしなくてはいけません。

 

という訳で、早速新浦安のホテルを取ろうとおもったのですが

 

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国家試験前日の3月4日だけが、キレイになくなってる……!

 

関東圏で会場がひとつしかないので、群馬、栃木、茨城、東京、埼玉、神奈川、山梨あたりの受験生がみんな浦安に集まる訳で、近辺のホテルは軒並みこんな感じ。

地方の学校だと、ホテルの有無は死活問題なので、会場が発表されたらすぐに学校単位でホテルを押さえてしまう所もあるらしいです。

 

ディズニーリゾートとか、5万円以上の高級ホテルにはまだ空きがあるみたいですが、手ごろなビジネスホテルは全滅。

 

わたしはなんとか、ギリギリでホテルが取れました。

くだらないビジネスホテルで、食事もつかないのに25000円。

春休みシーズンだからなのか、国試バブルが起きているのか、強気ですね。

払いたくないけど、払うしかない~。

 

まだ3月のネット予約は受け付けていないというホテルもあるとおもうので、まだ取れていない人は電話で聞いてみた方が良さそうです。

高いホテルでもとりあえず押さえておいて、卒業試験に落ちた人がキャンセルするのを狙うというのもアリかも。

 

まさかこんな事になろうとは、想像もしていなかったなー。

 

臨床実習にかかるお金

精神面でのクソ話は何度か書いたので、今日は金銭面のクソ話をします。

 

臨床実習は、お給料が出ません。

全部で900時間行くことが義務付けられているので、「900時間タダ働きをする」ということです。イカれています。

 

わたしはお給料が欲しくて欲しくて仕方がありません。

もう欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて、毎日無料でペコペコしながら、本当の敵はどこにいるのかを考えています。

 

しかし、実際に臨床実習に出てみると、「無報酬どころかそこそこ金がかかる」ということが分かりました。

本当にクソです。

 

わたしの場合、かかったお金は大体こんな感じ。

 

・スーツ一式・・・約4.5万円

・グローブ・マスク代・・・約1万円

・交通費・・・約5万円

 

 合計 約10.5万円

 

【スーツ】

まず、臨床実習へはスーツで行かなくてはならないので、スーツを買います。

必ずリクルート用の黒スーツでなくてはいけないので、手持ちのスーツがグレーだったり、ストライプが入っているものだと、実習用に買いなおさなくてはいけません。

 

「実習をするための服」は理解できるけど、「実習に行くための服」はすごくばからしく感じる。

でも、ばからしいことに耐えるのも修業時代であり、これも国家資格を取得するためのプロセスなのだと言い聞かせ、ウーウー唸りながら支払いました。

 

わたしは最初にスカートタイプのセットアップ、黒のパンプスとバッグ、ワイシャツ2枚を購入。

ワイシャツは洗い替えが足りず、もう1枚買い足しています。

3枚くらいあると、余裕を持って洗濯できます。

 

そして、冬にスーツを着るのは猛烈に寒く、アーとウーしか言えなくなるので、加えてトレンチコートとパンツスーツを買いました。

寒さに弱い人は、最初からパンツスーツのセットを買うのがおすすめです。

結局買うことになるからです。

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パンツスーツの下にヒートテックを履いて、見える部分だけストッキングにする技を使って寒さと戦いました

 

【グローブ・マスク代】

これが意外とばかにならない出費です。

 

けちな歯科医院が多くて、自分が使うグローブとマスクは自分で買って持って行かなくてはいけないことがほとんどです。

学校でも買えるんですが、注文してから届くまで1週間かかったりしてだるいので、いつもアマゾンで買っています。

うっかり購入してしまったプライム会員権は、かなり役に立った。

 

同じクラスの人たちも、聞いてみるとほとんどがネット注文しているみたいです。

数えてはいないけど、1年間で10箱以上は使ったとおもいます。

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ずぼらなので、こういうことがよくあった

 

【交通費】

交通費は最悪です。

交通費は高く、つらいです。

行きたくもない場所へ行くためのお金、それが交通費であり、つらさの爆弾です。

 

この記事を書くにあたり、改めてこれまでの交通費を合計してみて、驚きました。

5万円。5万円です。

 

「実習定期」という制度があり、学校で証明書を申請して窓口に持っていくと、定期代は学生並に安くなります。

それでも5万円かかっているのには涙がたくさん出ますが、申請しないと普通に通勤定期を買うはめになるので、これはちゃんとやった方がいい。

 

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何か理由があるんだろうけど、けっこう不便

 

交通費殺す!!!!という人は、切ない雰囲気を出しながら学校に相談して、あまり遠くの実習先にならないように融通してもらうのも手かもしれません。

実際、自宅から自転車で行ける距離の実習先に行っている人もいました。

 

あとは、昼食代とか、髪をお団子にする時のネットとか、毎日使うメモ帳とかの地味な出費があります。

もちろん、学校の方針によっても差が出るし、もっと賢くお買い物できる人もいるとおもうので、参考までというかんじです。

臨床実習へ行く時の服装

台風が上陸していますね。

窓の外はどしゃ降りです。

 

現時点で「今日の実習は中止」との連絡は入っていません。

淡い期待が無くもなかったのですが、まあ、そうだよね~という感じです。

アーっておもいながら、できるだけ心を無にして、行きます。

 

 

実習の嫌なことのひとつに、「リクルートスーツで行く」っていうのがあるんです。

 

スーツって、夏は猛烈に暑くて、なぜか冬は猛烈に寒い。

スーツ用のパンプスで足は痛いし、スーツ用の鞄は無駄にでかくて重たい。

 

多分、人間を苦しめるために存在する服なんだろうとおもいます。

 

その他にも、髪型とかいろいろルールがあって、内容はまあ常識的な服装というか、難しいものではないんですが、かったるいですね。

若い女の子だと、「大学生の友人達が自由な服装やメイクをしているのに、自分だけできない」ということが苦痛で辞めちゃったりすることも多々あります。

 

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これが実習スタイル(学校によって差はあります)

 

雨の日の実習は特に最悪で、前に大規模な雨が降った時にはストッキングはグチャグチャ、パンプスは小さな水槽みたいになっていました。

濡れたりしても、毎日実習があるせいでなかなかクリーニングにも出せないのです……。

今日の台風、なんとか弱まってほしいな~。

 

 

さて、去年の9月から始まった臨床実習、もうすぐ1年経ちます。

つまり、終わりが見えてきたということです!ヤッター!!!

 

もうラストスパートだとおもえば、実習先のあのくそじじいも、台風も、思い出づくりみたいなモンですね。わはは。

 

ITmediaでメルカリの記事を書いた

これです。

記事に出てくる「お菓子セット」は実際に写真で見るとオーとなるので検索してみることをお勧めします。

www.itmedia.co.jp

実は過去にメルカリで服を出品してみたことがあるのでその話をします。

 

服を出すと「着丈何センチですか?」「裏地ついてますか?」って聞いてくる人が必ず、絶対、もう100パーセントと言ってもいい超高確率で現れるんですよね。

 

調べて答えると、今度は「定価いくらでしたか?」とか「着画(出品者が実際に商品を着ている写真)お願いします!」とかあれこれ聞かれたりして、本気で購入を検討してくれている気持ちはびんびん伝わってきてありがたいのですが、答えるのがかなり億劫でした。

 

自分で始めておきながら、「アーもう出品するんじゃなかった~~~~!!!!」と叫びながら床をゴロゴロしましたね。

 

確かに自分が買うならどれも知りたい情報ではあるけど、1500円で出品している無印良品のスカート1枚でそこまでやる元気がわかず、「もうだめだ」ということになり、すぐやめました。

 

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根気のなさ

 

記事で書いたようなルールのこともあるし、質問が気軽にできたり、値下げ交渉があったりと、出品から出荷まで意外と時間がかかる感じです。

あそこで服を売って稼いでる人はかなりガッツがあるとおもいます。

 

ゲームとか、質問が発生しにくいものを売るのにはかなりいいですね。

 

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ヤフーのニュースに載っていたので、スクリーンショットをしました。

スクリーンショットをしたということは、嬉しいということです。

人生がんばります。

 

あるじゃないか、院内いじめ

相変わらず毎日実習に行っています。

 

4月から始まった実習は、院長による「院内いじめないよアピール」によって開幕したのですが、余裕でいじめが存在したので驚きました。

しかも、それが院長自身の手によって行われているとは。

 

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あの日の言葉が砂のように崩れ落ちていく……

 

この医院では、院長の求める人材というのがかなりはっきりしています。

具体的には、

 

「声の大きい人」

「はきはきと早口で喋る人」

「てきぱきと動く人」

「勝ち気で院長に食ってかかってくるくらいの人」

 

というのが院長の好みです。

 

多少患者さんの扱いは雑でもOK。

体育会系のノリというと分かりやすいでしょうか。

 

そのため、スタッフは皆院長好みのそんな感じの人で揃えられているのですが、一人だけ、違うタイプの人がいるんです。

その人はYさんといって、歯科衛生士の資格を持っています。

 

とても穏やかな性格で、動作も喋り方ものんびりしている、ほんわかした雰囲気の女性です。

実習生のわたしにもすごく優しく接してくれます。

 

他のスタッフはみんな気が強くて、忙しい時など声をかけたらそれだけで「声をかけるな~ッ!」と怒りだすんじゃないかとおもってしまうような鬼のオーラを発していることが多々あるのですが、Yさんだけはいつも「うんうん~それはね~」と穏やかに教えてくれるのです。

 

この荒れ果てた大地に一輪だけ咲く小さな花。それがYさんです。うう。

 

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Yさんと接するとその温かさに感動して泣きそうになるのだ

 

しかし、それを気に入らないのが院長です。

 

体育会系ノリを求める院長は、それができないYさんに「何にもできない奴」というレッテルを貼って、冷たく接しているんです。

 

Yさんがアシストにつくと明らかに不機嫌な態度になり、指示を仰いでも無視したり、わざと治療のスピードを上げてついてこられないようにして、「遅い!」と怒ったり、「お前のアシストはいらん」と言わんばかりにバキュームをひったくって一人で治療を始めたり、もうひどいものです。

 

そういう様子を見ると、横から院長の頭をひっぱたいてやろうかとおもう時がありますね。

 

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飛び出した眼球で眼鏡が割れたらいいな~ッ

 

実習先はとても古くて、正直「清潔・不潔」の線引きも曖昧な医院なので、なかなか歯科衛生士が集まらないようです。

仕方なく、歯科助手が衛生士業務をやっていたりします。

 

無資格者が患者の口に手を入れるのは違法なんですが、人不足の歯科医院では結構よくある光景です。

 

そういう背景もあって、自分の求める人材とは違っても、「有資格者だから」という理由で採用したのかもしれませんが、それはお互いにとって不幸だなと感じます。

 

こういう事例は山ほどあるのだろうけれど、どんなに人が不足していて苦しい状況でも、「ちょっとうちの医院には合わないかな」と感じたら、責任持ってそう伝えるのも院長の役目だとおもいます。

 

院長とYさんの様子を見るたび、自分が就職するときも、院長の方針や求めるスタッフ像というのはきちんと確認しようとこころに刻んでいます。

 

 

ちなみにわたしも時々バキュームをひったくられたり、受け渡しの時に手のひらに思い切り器具をパァンッッと叩きつけられたりしているので、「いつか殴る~」とおもってます。

 

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みてろよ~

 

辛い実習も、残り数か月になりました。

明日もこころを無にしてがんばるゾ!

 

部屋が少し良い感じになった

ダイエーで目覚まし時計を買いました。これです。

 

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カシオって書いてあるし、小さいし、数字の形がかわいいので、とても気に入りました。

ボタンを押すと緑色に発光するのも良い感じです。

 

最近急に目覚まし時計が欲しくなって、いつも「欲しいな~」と考えていたので、気に入るものが買えてよかったです。

 

先日、「ロフト」という名前の楽しい店に行ったときにも色々物色したのですが、すごく張り切ったデザインのものばかりで、わたしにとってそれらはあまりにも眩しく、とても買うことはできませんでした。

君たちは精一杯、大学生の初めての一人暮らしを彩ってあげてください。

そうおもいました。

 

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年をとると、こういうものに「なぜ?」とおもってしまうのだ

 

もうひとつ部屋に用意すべきものとして、カレンダーがあります。

これまでも薄々その必要性に気が付いてはいたのですが、怠けの気持ちと、そんなものに金を使いたくない気持ちがあり、設置を見送っていました。

 

しかし最近、クレジットカードの引き落とし日をすっかり忘れてしまう事件がありました。(すごくへこんだ)

 

さらに今日は、歯医者の予約をしているのに「やることがないな」とおもいながら部屋でのんびり寝転んでしまったりもしました。(すごくへこんだ)

 

そして、改めて考えてみると、自分の体内カレンダーでは全く日付を認識していない気がしました。

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つらい→つらい→つらい→つらい→つらい→つらくない→つらくない→つらい→つらい……だけの認識

 

結構やばさを感じて、今さっき、あわてて設置したカレンダーです。見てください。

 

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月曜始まりが好み

 

自宅のプリンタで出力して、机の中にあった紐で留めただけですが、これもかなりいい感じだとおもいます。

 

部屋を整えていくのは、なんだか春らしくて良いです。

この時計とカレンダーで、立派に生きていきたいです。