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探偵になりたい

本棚に傅く

わたしは探偵になりたいんです。

歯科衛生士じゃなくて、探偵になりたいんです。

 

だから本当は、学校に行って歯石取りの練習なんかをしている場合ではないわけです。

かと言って、家でチーちくを食べながら「オイ、これどうやって中にチーズを入れてるんだ!ちくわの密室だ!」とかやってる場合でもない。

 

事件を解決しなければ。

探偵になって、絶海の孤島に建つ一風変わった構造の洋館へと赴き、そこで起こる奇怪な連続殺人事件を解決しなければ…。

 

 

おかげさまでミステリにはまって以来すっかり探偵脳というやつになってしまい、とにかく何か謎が解きたくて仕方がないので、スマホ版の「かまいたちの夜」を買ってみました。

 

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これ十角館のカップじゃん と思って一瞬興奮したけど八角形だった

 

 

わたしは名探偵なので、1日で解けました。

ワハハ、服山君(脳内助手)、関係者を集めてくれ給え。

 

 

なんかこれ、1回必ず間違えて、その推理をそのままもう少し深いところまで持っていくと解決できる仕組みになっているんですよ。

この「ちゃんと解ける謎」って、すごく新鮮だなとおもいました。

 

 

ミステリ小説でも、わたしは「解いてやるぞ」という気持ちで全力で推理しながら読みます。

だからアンフェアなのは論外です。

 

とはいえ、絶対に自分の推理で解けてほしくはないんです。

 

必ず裏切ってくれないと困る。

裏切られたくて読んでいるからです。

 

フェアであり、かつ、読者が想像もつかないようなトリックが見たい。

そして、素晴らしいことに、この世にはその欲求を満たしてくれる激おもしろ小説が山ほどあるんです。

マジ最高。

 

 

反対に、かまいたちの夜は内容はミステリでも、ゲームとして「ちゃんと解ける謎」を提供してくれるんですね。

しかも、1回間違えさせるというのがすごいし、その間違えた推理を掘り下げることで真相にたどり着くという仕組み。

マジ最高。

 

探偵欲求が満たされたので、しばらく落ち着いて歯石をほじれそうです。