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歯医者に来る子供

臨床実習

歯医者には子供が来ます。

今の実習先には、そりゃもうワンサカ来るんですよ。

日によっては、ここは駄菓子屋か?っていうくらい来るんです。

 

 

大人のアシストに着くときは「タオルかけますね~」「奥吸いますね~」「お口ゆすいでくださいね~」の3つをロボットみたいに繰り返して体力を温存してるんですが、子供のアシストになるとそうはいきません。

 

「あっくん、おひざ立っちでおくちブクブクできるかなあ~?」

「おやおや~?ちゃんとできてるかな~ってジバニャンも見てるよ~」

 

というような、発するのに大量の生命パワーを使うセリフを吐きまくる必要があり、体力ゲージがあっという間に終わります。

 

 

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生命パワーを使い切ると言葉が上手く出てこなくなる

 

 

治療中以外にも、ドクターが処置を開始するまでのちょっとした待ち時間など、余裕があれば、おしゃべりしたり、器具を見せて慣れさせてあげたり、とにかく子供が楽しく過ごせることを目標にして色々やってみています。

 

 

これまでの感じだと、男の子は電車好きな子なら電車の靴下を履いてたり、レンジャー好きな子はレンジャーの服を着てたりすることが多いので、すごくおしゃべりしやすいです。

 

特に電車好きボーイは蓄えた電車知識を披露する場を欲しているので、「その電車なんていうの~?おねえさん知らないんだ~教えて~」と言えばバッチリだということが分かってきました。

 

逆に女の子は難しくて、キャラクターものをあんまり持っていないんですよ。

 

今のところは「洋服すごくオシャレだねー!」と褒めてみたりしているのですが、いまいち反応が良くない子も多くて悩ましいです。

 

 

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 女の子はみんなオシャレで、特に黒×ピンクの子が多い

 

 

そして先日、小学2年生の女の子が来ました。

緊張している様子だったので、リラックスさせようとおもい、話しかけました。

 

 

「今日は学校帰りなの~?」

「うん…」

「今何年生だっけ~?」

「2年…」

「そうなんだ~!九九とかやってるのかな~?」

「…?」

「まだやってない?」

「…?」

「やったかどうか忘れちゃったか~!」

「うん…」

 

全然盛り上がりません。つらい。

 

「あっ!お洋服かわいいね~!リボンがいっぱいついてるね~」

「ん…」

「髪型すてきだね~いつもお母さんがやってくれるの?」

「うん…」

「そうなんだ~…」

 

 

 洋服を褒めるやつも上手く行かず、30秒で話題がなくなりました。

どうしたらいいんだ。

ウーッ

ウーッ

 

 

 

 

「えーと…学校は楽しい?」

 

 

 

 

必死にひねり出した質問がこれです。

どういうことでしょうね。

わたしはウザいお父さんか…。

 

「どうだ、学校は楽しいか?」ってドラマでよく見る、子供との接し方が分からないお父さんが食卓で言うやつじゃん。(その後家庭崩壊する)

 

自分のコミュニケーション能力の低さは十分承知していましたが、まさかドラマのダメ親父並とは。

さすがにショックでした。

 

女児はどんな話題が嬉しいんでしょうね。

 

わたしが女児だったときのことを思い返すと、「クチバシティから波乗りすると南アメリカに着いて、そこにミュウがいる」って話を聞いたときにすごく嬉しかった記憶があります。

なお、そんなものは存在せず、ミュウは結局クラスの頭が良い男子に教えてもらったバグで出しました。