ポケモン映画の最新作「ミュウツーの逆襲evolution」だが、わたしが小学生のときに公開された「ミュウツーの逆襲」を作り直したものらしい。
わたしが小1か小2のときに初代ポケモンが出た。
ポケモン世代ど真ん中なので、わたしはいつまでもポケモンが大好きである。
わたしは29歳。夫は36歳。
夫にポケモンの話題が通じないことが悩みだったので、「X」「Y」が出たときには二人で買って、一緒にやった。
それで多少通じるようになったものの、XY のポケモンしか分からないので、先日も「カイロスってさ~」と言ったら「何?」と言われた。
カイロスの画像を見せたら、さらに「なにこれ、だせ~」と言われた。ショック。
カイロスかっこいいのに。
オニドリルはださいけど……。
話を戻すが、今回の「ミュウツーの逆襲evolution」には複雑な気持ちだ。
それは、わたしが「リバイバル」のターゲットにされる年齢になったということだからだ。
「なつかしい」のエネルギーはすごく大きい。
わたしは懐かしさに溺れることは良くないことだとおもっている所があり、懐かしさには警戒心がある。警戒するが、大体勝てない。
昨年公開された「ポケットモンスターみんなの物語」は映画館に見に行った。
完全新作を見ている訳だからこれはなんとなくアリでしょ、みたいな感じでいたのだが、サトシとピカチュウが出てきただけで号泣。
結局なつかしさのエネルギーにずっと溺れている状態だった。
そのプールの心地よさといったら。
これが「ミュウツーの逆襲」となってくると、本当にやばい。
「ミュウツーの逆襲」って声に出すだけでなんか口の中が甘酸っぱくなるし。
「ルギア爆誕」も声に出すとそれだけでウワーってなるよ。
ファミコン世代の夫が、これまで散々リバイバルに狙われる様子を見てきた。
スーファミ世代の自分も、ついに狙われるようになったのだ。本当にショック。
そう話したら、「俺はもはや知らないリバイバルを懐かしがってる人を見ることになっていて苦しい」と言っていた。
なんてこった。