週刊ゆふあや ホラー映画

月曜日

夫が「漫画を描いたけど読む? 多分嫌いなタイプのやつだと思うけど……」と言ってきて、適当に「うんちの漫画?」と返したら、「うんちの漫画は好きでしょ……」と言われた。え!

 

火曜日

洗濯物を干そうとしたら、ベランダにひっくり返ってモゾモゾしているセミがいた。

夫が指を差し出すと掴まって、最後の力でどっかに飛んで行った。土のある所に着地しているといいなと思う。

 

水曜日

久しぶりに行ったけど、スタバっていい所だね。なにしろ、クーラーの温度設定がちょうどいい。ドトールが好きなんだけど、夏行くと寒くてお腹こわす。

 

木曜日

誕生日。楽しい日だった。

31歳のうちに、小説で何か賞をとります。

 

金曜日

コメディ映画の名作と書いてあったので「ビッグリボウスキ」という映画を三分の一くらい見た。今のところ笑っていない。これからだろうか。

続けて映画の話をすると、「リング」「らせん」が怖くて面白かったので、国産ホラーに興味が出て、先日「呪怨」を見た。設定がかっちりしていた「リング」に比べると、ストーリーがあるようなないようなモヤモヤした感じ。

出てくるお化けがただの”白塗りの人間”になってしまったのは画質の向上のせいだろうか。お化けが出ると笑ってしまうというヘンテコな体験だったが、怖いの苦手なので正直ほっとした。(「リング」の”呪いのビデオ”は作られて二十年経った今でも通用する怖さで、脳に焼き付いてしまったので……)

 

土曜日

月に一日か二日、病的に眠い日がある。もうおかしいくらい眠いので、仕方なく寝て過ごす。夕方のそのそ起きて、近所のインドカレー屋に行った。インドカレーはいつだってうまい。

帰りに本屋に寄って、流行ってそうな小説を購入。

倉井眉助「怪物の木こり」と、井岡瞬「悪寒」の二冊。「怪物の木こり」はさわりだけ読んだがすでに面白い。凶悪殺人犯の主人公が自分を襲った犯人を殺そうとする話なんだけど、主人公の友達がもっとやべー超凶悪殺人犯だったりとか、序盤からアクセル全開ですごい。続きが楽しみだ。