週刊ゆふあや 超短編!大どんでん返し

木曜日

超短編!大どんでん返し」という本を買って途中まで読んだ。

"どんでん返し"の仕掛けを使った2000字以内の短い物語が、30編入っている。あまり買わないタイプの本だが、表紙に蘇部健一の名前を見つけたので今回は買ってみた。「六枚のとんかつ」は時々思い出しては読み返す、すごく好きな本である。

売れない音楽家の物語だったが、最初のアルバムはヒットしたもののその後は鳴かず飛ばずなことなど、現実の著者本人のことを描いているようにも思えた。そして、まだ「どんでん返し」が起こらないまま、その予感だけで終わる。

……もしかして、これから蘇部健一がミステリ界にどんでん返しを起こし、現実が小説を補完する事でこの超短編は完成するということなのか……!?とか思ってしまった。

蘇部健一はあとがきが面白いので、随筆集を出してほしいとずっと願っている。

 

金曜日

デザインあ」の特別編、テレビでコーネリアスのライブ映像が見られて得だった。

 

土曜日

デコポン食べた。おいしすぎ。

 

日曜日

ホワイトデーなので、家でも職場でもお菓子を貰った。

職場でのバレンタイン、ホワイトデーはあまり良いものとは思えないので、毎年もうやめたいなあと思ってしまうのだが、お菓子屋さんが得をするならそれでいいか。お菓子屋さん好きだから。

 

月曜日

今の職場の院長、穏やかでちっとも怒らないし、働き者で、スタッフへの感謝を常に忘れない、とても立派な人のように思えるんだけど、今までおかしな歯医者とばかり接してきたから、歯医者が人格者な訳がないという考えがどうしても消えない。この人もきっと嘘の仮面を被っているはずだと考えてしまい、院長が赤ちゃんの腕をひねって骨を折り、顔を真っ赤にして泣きわめく赤ちゃんを見ながら「折れましたね」と言ってくる夢を、時々見る。

 

火曜日

PUIPUIモルカーが来週最終回だなんて信じたくないな。一生テレビでやっててほしいし、劇場版も見たい。初めて見たあの日から、頭の中でずっとモルカーが走っている。

今日は夫婦揃ってとても疲れていたので、ロイヤルホストに行ってもいい日になった。

スピッツの「ナナへの気持ち」という曲に「街道沿いのロイホで夜明けまで話し込み」という歌詞があるが、現在ロイホは20時で閉まるので、夜明けまで話し込むことはできない。そして、ロイホのステーキピラフには適量の柴漬けが添えられており、「解ってる」感がすごい。