週刊ゆふあや 鼻の下

木曜日

のんちゃんと遊んでいる夫の鼻の下が、これでもかと長く伸びていた。「鼻の下を伸ばす」って言葉はあるけど、実際に伸びている人は初めて見たので、本当に伸びるんだなあと思った。

 

金曜日

午後ローで大好きな「学校の怪談」をやっていたので見る。

出てくるお化けがどれも良くて、「浮いているデカいスイカ」「扉の隙間からにっこり笑う眼鏡の巨人」「廊下は走るなと言いながら追いかけてくる用務員(クモ人間)」が特に面白い。子供の頃これを見て、旧校舎という存在にすごく憧れていた。

セガサターンのゲーム版を持っていて、それもよくやっていた。用務員が「インフェルノ」っていうモンスターに変身する展開以降は、インフェルノが追いかけてくるムービーと、マップの周囲がマーブル模様になってBGMが激しくなるのが怖すぎて進められなかった。

今思えば、私は昔からずっとホラーに惹かれていて、だけどすごく怖がりだから、積極的に触れてはこなかった。怖がりだからホラーは苦手、見るべきではないと思いこんでいたのだ。怖がりだからこそホラーが好きだし、楽しめるのだと、今は分かる。

 

土曜日

ちいかわの新刊を買った。

現在出てきている鎧たちそれぞれは善人かもしれないが、鎧族がちいかわ族に与えている労働「討伐」の残虐性を忘れてはならない。

ちいかわ族が全てを理解した時、これまで鎧族によって保たれていた秩序を捨てて戦うのか、これまで通り、貰った僅かな金で飲み食いして、公共のスクリーンでテレビを見て、鎧たちが主催する祭りに参加し、資格勉強に精を出す生活を望むのか。それとも、何か別の答えを見つけるのか。はたまた、一生気付かずに、もしくは気付かないふりをして生きていくのかもしれない。

地球のちいかわとして、彼らの選ぶ道を見守らなければと思っている。

 

日曜日

次のアベンジャーズは3年後だと発表があった。楽しみだなあ。

 

 

月曜日

のんちゃんの離乳食をじわじわと進めているが、嫌がってほとんど食べない。

今日は潰したお粥小さじ2と、人参ペースト小さじ1、白菜ペースト小さじ1を用意したが、半分も飲み込んでいないかも。最終的に怒って泣き出したので食べさせるのをやめた。私も食事を残しまくるタイプなので、これについてのんちゃんに言えることは何もない。

午後は家事をして、のんちゃんの面倒を見つつ、趣味の手芸をして過ごす。最近買った「ソーライン」というメーカーのチャコペンが書きやすくて良かった。別の色も欲しいな。あと、洋裁教室に行きたい。

 

火曜日

遊びに行って、最近テレビで見た店を見かけたけど、なんか入らなかった。

マーベルのドラマ「ホークアイ」を見終わった。ドラマ自体も面白かったけど、劇中劇の"アベンジャーズの戦いを再現したミュージカル"が傑作。何度見ても爆笑できると思う。

ホークアイの事、アベンジャーズの中でもちょっとダサい奴だと思ってたけど(おじさんなのにモヒカンだから)、結構好きになった。ケイト・ビショップもヒーローの素質十分で魅力的。