ビジホの朝食食べてる人

通勤ルートにビジネスホテルがある。

出勤時に、朝食を食べている人を見ることがやめられない。

 

狭いホテルなので、通常ロビーとして使っている空間が、朝だけ食堂として使われている。

ガラス張りのロビーの中は外からもよく見え、それを歩きながら見てしまう。

 

ささやかなバイキングが載ったワゴン。

ロールパン、ごはん、鮭、半分に切ったバナナ、ゆで卵。

その全ての味をわたしも知っている。

不味くはない。美味しくもない。

甘食を食べている時、大体似たような気分になるね。

 

宿泊者が、それらをつまらなそうに食べている。

人がモソモソ食事をしている姿を見ると、なんかいいもの見たな、と思ってしまう。

「生命活動」という言葉がぴったりのあの感じ。

 

何等かの理由で非日常の朝食をとる人を、本当は腰を据えて見ていたいが、せいぜいゆっくりめに歩いて、こっそり見る。

自分はいつもと変わらず出勤するのだなと思うと、彼らがなんとなく羨ましい気がすることもある。

CDとレコード200枚売ったら47000円だった

去年の話だけど、CD200枚売った。

引っ越しすることになって、思い切って処分したのだ。

 

一番高く売れたのは、コーネリアスの「69/96」のレコード。2310円。

コーネリアスが活動を再開したことも査定アップにつながったかもしれない。

あと、歌詞カードとインサートもついていたから。

コーネリアスのCDは、全く聴かない「ファーストクエスチョンアワード」も含めて全部とっておくことにしたんだけど、レコードはいらないかなと思って。

ジャケットがかっこいいよね。

69/96 [12 inch Analog]

69/96 [12 inch Analog]

 

 

次に高く売れたのが、またコーネリアスの「ファンタズマ」のリマスター版。1920円。

そんな良いスピーカー持ってる訳じゃないし、リマスターに全く興味ないんだけど、店に行ってファンタズマのジャケットが平積みされてたらなんかわかんないけど買うよね。

結局3回くらいしか聞かなかった。

初回盤だったし綺麗だったからいい値段がついたのかな。

Fantasma(初回限定盤)

Fantasma(初回限定盤)

 

 

次に高く売れたのはゆらゆら帝国「LIVE2005-2009」というDVD。1560円。

初回盤だった。

YURA YURA TEIKOKU LIVE 2005-2009 -DVD-

YURA YURA TEIKOKU LIVE 2005-2009 -DVD-

 

 ゆら帝のCDも高いのがあった。

「ライヴ」ってタイトルのインディーズ時代のライブ盤。960円。

聴いててそんなにいいCDじゃないとおもうけど、廃盤だからかな。

「空洞です」は一生聴けるけど、買取はこれよりうんと安い。ものの価値な。

ライヴ(LIVE)

ライヴ(LIVE)

 

 

小沢健二の「犬は吠えるがキャラバンは進む」も960円。

明細書に廃盤って書いてあった。

でも、よーしオザケン聴くぞ~って時に出してくるのは結局「LIFE」だから、あんまり出番がなくてこれは売っちゃった。

犬は吠えるがキャラバンは進む

犬は吠えるがキャラバンは進む

 

 

あと、今ってレコードが人気なのだろうか?

大瀧詠一YMOのレコードが計10枚くらいあったんだけど、どれも400~900円の値段がついていた。

CDは廃盤とか、初回盤とか、特別理由があるもの以外ほとんど20円とかなのに。

レコードは場所とるし重いから、もういいかなって思って全部売った。

お気に入りの「GOGOナイアガラ」と「ロングバケーション」のCDの方はとっておいた。

 

全部で47000円になって、高いのか安いのかわからないけど不満はない。

今はスポティファイでほとんど済ませているけど、これも不満ゼロ。

むしろ新しい音楽をどんどん提案してくれるので、前より充実しているかもしれない。

 

あと、夫が買ったANKERのサウンドコア2というスピーカーが、コンパクトで音も悪くない。

ひょいひょい好きな場所に動かせるので、家じゅう色んな場所で適当に聴けるようになった。ピース。

 

なんとなく売らなかったCDは、コーネリアスフリッパーズギターandymoriスピッツ、銀杏ボーイズのファースト2枚。あとジュディマリwarp(初めて買ったCD)。

 

言うまでもないけどこれは色々な条件があっての買取価格だとおもうので、同じものが全く同じ値段で売れるとは限らないということを分かっていてください。

最悪のフッ素部屋

勤務先の歯医者で、検診で定期的に診ている小児が、わたしが使ってる個室のことを「最悪のフッ素部屋」と呼んでいた。

 

待合室に呼びに行ったら「最悪のフッ素部屋行くのヤダー!!!」って言ってる声が聞こえて知った。

 

いつも優しくしているのに。

フッ素塗るの頑張ったら消しゴムあげてるのに。

最悪のフッ素部屋……。

散歩と紅茶とケーキ

目白にある紅茶の店に行きたくて、ひとつ前の駅から適当に散歩しながら適当に目的地を目指すスタイルでやったら、気づくとさすがに方向的に全然違うでしょという所にいた。

でも、手塚治虫が下宿していたという家があったから得した。

普通の古いアパートだった。

歩きながらなんとなくサニーデイサービスの「東京」聞いてたらなんか新鮮に感動して泣きそうになった。

 

最近はほとんどいかなくなったけど、わたしは本当に外に音楽を聞きに行くのが好きで、中でも忘れられないのが、曽我部恵一バンドが「曽我部恵一バンド」というアルバムをリリースしたときの渋谷クアトロでのライブ。

あの時はなんか神がかっているというか、1曲目からとにかく圧倒された。

それまでソカバンなん十回もみて、全部楽しかった記憶だけど、あの日のことは別格のものとして覚えている。

 

紅茶の店では色々試飲させてもらって、高い方のアールグレイとチャイの素を買った。

淹れる前に茶葉の香りをかがせてくれるんだけど、かいだときは安い方のアールグレイのほうが香りが強くていいなとおもったのに、淹れたものを飲み比べると高い方のアールグレイの方がなんともいえない複雑ないい香りがして、断然こっちがいいなと思いなおした。不思議だった。

 

そのあと友達を誘ってエーグルドゥースというケーキ屋に行った。

エーグルドゥースはまじで大好きなケーキ屋で、初めてここのモンブラン食べた時にはおいしすぎて目がカッと開いた記憶がある。f:id:oshirigenki:20190315001859j:image

今日はイートインやってなくて、でも食べたいから買って、わりと汚い感じの公園でおいし~って言いながら食べた。

(モンブランは1時間以内に食べなければならないというルールがある)

公園つらいので、喫茶店でお喋りして帰った。

今日の散歩。良い日。

 

木3

oshirigenki.hatenablog.com

この木だが、越冬できず終わってしまった。

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かなしい。

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まだ生きている小さい葉っぱがひとつだけあって、一応水と肥料やってる。

応援している。

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そして新たな木がやってきた。

最近結婚2周年を迎え、夫が記念に木がほしいと言って、自分で買ってた。

こちらの木も応援している。

仲良く暮らしたい。

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結婚記念日の夕飯の様子。

わたしはスナップエンドウってかなり好きだな。

 

夫は嫌いで、こんな旨いものをなぜ……っておもうけど、家の中に趣味嗜好が全然違う人間がいるというのは面白いし、これぞ結婚という感じがする。

まだまだやっていきたい。

 

好きになること あと虚無

今29歳だ。

30歳になりたくない。本当になりたくないぜ。

ドントトラストオーバーサーティー

 

大人になると、何かを好きになるということが極端に減る。とおもう。

自分だけだろうか。

10代の頃は、そこらじゅうに運命があって、恋があって、熱狂があった。

一瞬でいろんなものを好きになって、すごい集中力で好きなものに没頭できた。

 

今はもう、好きになることは、それだけで宝石である。

 

サンリオに恋をしたのは、24歳くらいのことだったとおもう。

歯科衛生士の専門学校に入る前くらいだ。

それから今までずっと好きで、この先は分からないけれど、今あるこの気持ちはわたしのダイアモンドだ。

大人になってから、こんなに大好きなものができたのだから。

 

ミステリを読むようになったのも、同じころだと思う。

最初は島田荘司森博嗣を沢山読んだ。

世の中にはこんなに面白い本があるんだ! と思った。

京極夏彦の本の分厚さに最初は驚いたが、読んでみたらあまりにも面白くて何冊も読めた。

それまで全く読書をしなかったのに、純文学やノンフィクションも読むようになり、気付けばカズオイシグロを読んで感動していた。

今は浩基陳という香港の作家のミステリを読んでいる。

わたしもミステリ書いてみたいけど、トリックだけが浮かばないね~。

 

あと、昨日またONIGAWARAをみにいった。

これはほんの1か月くらい前に好きになった。

わたしはもう一生小山田圭吾とpuromusic(ピューロランド関連の音楽全般を勝手にこう呼んでいる)を聞き続けて死んでいくんだとおもっていたので、新しく好きな音楽ができて嬉しい。

「人生イージーモード」という曲がすごく好きだ。

歌詞が、つらいことあるけど余裕余裕って言い聞かせて生きていこうね~って感じで、共感しかない。

 

こうして好きなものの話を人にすると、「趣味があっていいね」とか、「人生楽しそうでいいね」とか言われることが多い。

その度に、やっぱり大人になると「好きになること」に飢えているのかも、と思う。

もしくは、バカにされているのかもしれない。

わたしは鈍いのでそういう機微が全くわからない。

 

ただひとつ言っておきたいのは、わたしの中には常に大きな虚無感があるということ。

微々たる稼ぎでエンターテイメントを消費して、あーよかったなって言って、また消費して、あーよかったなって言って、そんな感じで死んでいくごく一般的な人間としての虚無感。

わたしの言いたい事、上手く伝わってますか?

望遠レンズお忘れバカ人間

マイメロディのイルミネーションショー「いちご いちえ」が来週終わってしまう。

生涯見続けることができるよう、動画を撮りたい。

 

前回もそう思ってピューロに行ったのに、うっかり4Gのメモリーカードしか持っておらず、撮れなかった。

64Gのメモリーカードを入れ、今日はリベンジに行った。

結論から言うと、今日は望遠レンズを忘れた。

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メロディの真正面から動画を撮りたかった。

そうなると望遠レンズは必須中の必須。

でも、無い。

ポジションをとって鞄を開けてようやく気付いた。

急いで望遠なしでも撮れる距離の場所に移ったが、そこだとメロディの斜め前から、しかも若干あおる感じでしか撮れない。

一応それで撮ったが、納得のいく形にはならなかった。

でも、メロディはかわいかった……。

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これは開演前にダンスを教えてくれるビデオ。

死ぬ時目の前にこのモニターが現れてほしい。

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今日の収穫はキティとダニエルのカップルが撮れたこと。

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 あとポチャッコのキーホルダー買った。ちょ~~~かわいい。

特に左側のやつ、ピューロの外観がかいてあって、すごく気に入った。

ピューロが好きすぎて、キャラクターのグッズより「ピューロの外観」「ピューロのロゴ」がプリントされたグッズが欲しいという感情があるので。

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これは裏にピューロランドと書いてあるので、ピューロ限定なのかもしれない。

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あと、キャラの写真と自分の名前がプリントできる千社札シールを作って、それを貼る板みたいなやつを買った。

うきうきでシールを作ってる時は、望遠レンズが無いことに気づいていなかったな~。

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KAWAII KABUKI」という歌舞伎ショーも大好きで、何度も見てるけど何度も同じシーンで泣いてしまう。

そのシーンというのは、鬼ヶ島のドアが開いて、光が漏れて、そこにキティが立っている所。見たことある人は共感してくれると思う。

ドアが開いてからののキティのセリフ、曲、鬼たちのダンスの流れが最高で、思い出しただけで目が潤む。

今日も本当に感動したので、ポストカードを買った。

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あとこれ、ずっと欲しかったやつが入荷していた。

ラクルギフトパレードのグッズなんだけど、メロディはずっと在庫がないままで、毎回行く度にチェックしていたのだ。

買えてうれしい。

今日は予定があって泣く泣くミラクルギフトパレード見ずに帰ってしまったんだけど。

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これはエンターテイメントホールショップで歌舞伎グッズを物色している時に見つけて買った。

変形したキティがすごくかわいく思えて。

 

今日は望遠レンズを忘れたストレスで物欲に走ってしまった。