週刊ゆふあや おいもとカレー

週刊ゆふあやは、木曜更新に変えます。

 

水曜日

そういえば、以前は仕事で疲れると、帰りにコンビニに寄ってスイーツを買っていた。吸い込まれるようにコンビニに入って、気付くと手にスイーツがあるみたいな感じで。でも今は、デカ自転車にのんちゃん乗せ状態で帰宅するので、コンビニに寄るなんて面倒すぎて考えもしなくなったな。

のんちゃんが寝たあと、映画「ムーンライト」を見た。

かなりキツい話だが、映像がやや非現実的なくらいに綺麗なので、この話にはリアリティがあるのか?ないのか?よく分からないまま眺めていた。主人公のシャロンが、少年から青年、大人になるまでの物語で、それ以外の事を徹底的に排除しているのが斬新。

シャロンは黒人で貧困層でゲイなのだが、生まれや育ちから逃れられない絶望とか、必要な愛を十分に与えられずに育ったせいで、臆病でどこか自信無さ気な大人になってしまうとか、黒人とかセクシャルマイノリティとか関係なく、共感できる話だと思った。

体を鍛えて、金のグリルを着けて、車ではデカい音でヒップホップを流す。そうやって自分を守らないと、シャロンは生きていられないのだ。つらい。

 

木曜日

保育園に行きだしてから、休日はのんちゃんが私にべったりで、結構疲れる。

全く一人遊びをしなくなって、とにかく私にまとわりついてくる。私が移動すると付いてきて、ドアを閉めたらドアを叩きまくり、静かになったなーと思って戻ってみると、ドアの前で座って待っている。

平日保育園で頑張っている分遊んであげたい気持ちはあるが、2時間で限界って感じ。仕事してたほうが楽かもしれない。

 

金曜日

お迎えに行ったら、「のんちゃんが紙を切って貼った」という作品を貰った。確かに紙を切って貼ってあるのだが、その上に立派な切り絵が重ねてあり、さらに綺麗な字で「ママだいすき」と書かれていて、嬉しいような、切ないような、申し訳ないような、恥ずかしいような、なんとも変な気持ちになった。

 

土曜日

仕事、お迎え、夕飯の準備、お風呂、夕飯、歯磨き、寝かしつけ。全部スムーズに進んで、20時には一人の時間ができた。「アダムス・ファミリー2」を少し見た。

 

日曜日

映画館で「TAR」を見た。

音楽のことは分からなくて難しい部分もあったけど、一番大きなテーマは「芸術の評価に、作家の人間性を考慮するべきか否か?」という事だと思う。

ケイト・ブランシェット演じるターが追い詰められていく様子が、ホラー的な演出で表現されているのが面白い。でも、3時間は長すぎだな……。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」のパンフレット買って、一番くじやって帰った。マンティスのステッカーが当たった。

 

月曜日

雨でお迎え辛かった。保育園の持ち物は多すぎる。

 

火曜日

のんちゃんが発熱し、夫がお迎えに。そのせいで夫の仕事がヤバくなってしまったので、明日も発熱したら私が対応するという約束をした。

病児保育の利用登録をしようか迷ってるんだけど、行政のやつはシステム的に話にならないし、近所に病児保育やってる施設も無いから、出張型のやつしか選択肢が無い。サービスは手厚いが、利用料はかなり高額で、さらにスタッフの往復のタクシー代も利用者負担。利用がなくても基本料金で毎月数万取られるし、利用が多いと基本料金が高くなるシステムらしい……。なんかもう、助けてくれ、この世から。

のんちゃんは鼻水が出てるけど元気そうで、おいもとカレーをモリモリ食べていた。

 

水曜日

のんちゃん発熱せず!ありがとう!!君はなんて素晴らしい赤ちゃんなんだ!!!!

あ〜。髪切りたいな。