週刊ゆふあや あ〜

毎日疲れている。

 

水曜日

幼児食のレシピ本を買った。そろそろ離乳を完了させて、食事だけで栄養を摂ってもらうことを目指す時期っぽいので。早速本の通りにサラダを作ってみたら、それなりに食べてた。

ミルクは少しづつ量を減らしていて、今日は1回牛乳に置き換えてみた。最初は「ん?」みたいな顔したけど全部飲んだ。まだストローもコップもできなくて哺乳瓶だけど。麦茶も白湯も苦手だから、ミルク以外の飲み物をまとまった量飲んだのは初めてで嬉しい。

 

木曜日

朝寝と昼寝がうまくいかなかったせいで機嫌が悪くて、のんちゃんが一日中グズグズしてた。しばらく一緒に遊ぶと機嫌が良くなるが、少し離れるとまた号泣。その繰り返し……。

夕方頃イライラが限界になって、寝室に行って枕を殴った。ネネちゃんのママがうさぎを殴るやつは全然ギャグじゃないって事がわかった。

 

金曜日

もうすぐ「everything everywhere all at once」が見られる。日本公開を1年以上待っていた気がするなあ。ワクワク。「逆転のトライアングル」も楽しみ。

 

土曜日

時々花屋で2〜3本花を買う。花屋さんと話しながら組み合わせを選ぶのだが、自分で選ぶと当然、自分っぽい花になる。それも少し飽きたので、夫に「今度お花を3本選んで買ってきてよ」と頼んだら、「おれが……花を……?おれに選べるのは、3丁のマシンガン。それだけだぜ……」と言われた。そうか〜。

のんちゃんが完全に「移動手段」として歩行するようになってて驚く。昨日までは「ちょっとだけ歩いてみよ〜」って感じのエンタメ歩行だったのに。

 

日曜日

最近毎日しんどいな〜。0歳の時の方がずっと楽だった。何も考えずミルクやってりゃ良かったし、よく寝てたし。

 

月曜日

のんちゃんがソファに登れるようになって数日。いつの間にか、ソファから降りる事もできるようになっていた。一度後ろ向きになって、そっと足を下ろし、床についたら体を支えながら、もう一方の足も下ろす。完璧に安全な降り方だ。何も教えていないのに。

映画「パルプ・フィクション」を見た。面白すぎ。大好き。こんなの映画の頂点じゃん。みんなシレッとこんな凄いもの見てたの?早く教えてよ〜!

 

火曜日

映画館で「バビロン」を見た。ン〜〜〜〜……。これは何と言ったらいいのか……。

舞台は狂乱の時代のハリウッドなんだけど、史実をベースに醜悪な部分を増幅させて、わざとゴシップ誌みたいな映画にしている。映像の熱量は物凄い。でも、時代への愛情みたいなものはあまり感じられ無くて、その視線はどこか冷めていた。

この不気味に漂う冷ややかさと、文句の付けようがない器用さが、デイミアン・チャゼルの良さでもあり、鼻につく所でもあると思う。

ブラピに現実とリンクする役をやらせて、あんな台詞やこんな台詞を言わせる度胸も凄いと思った。ブラピの演技は目を見張る程素晴らしかったけど、ファンとしては複雑だったし、二度は見たくないな……。

デイミアン・チャゼルのひねくれと拗らせには、嫌だな〜いい加減にしとけよ〜って思うんだけど、やっぱりそれが魅力とも思えて、この映画が好きか嫌いかと聞かれたら嫌いなんだけど、次回作は見たいんだよな……。こういう映画を見てると、こっちまで拗れる……。