水曜日
慣らし保育3日目。今日も朝から大号泣。お散歩に出たら持ち直したとの事で、お迎えに行った時はご機嫌で遊んでたんだけど、私の顔を見たら思い出したようにチョイ泣きした。か、か、かわいいな！！！社会の中でよく頑張っているね。てか、気付いたらもう一切ハイハイしなくなってて、マジで寂しい。
シナぷしゅの今月の新曲、パソコン音楽クラブだ！
木曜日
のんちゃんが「ママ」と結構ハッキリ発音するようになって嬉しい。意味まで分かっているかはちょっと微妙なんだけど、それでも嬉しいもんは嬉しい。「は〜い」と返事すると、何度もママと呼んでくれる。あと、物を渡すときに「どーど！」と言う。多分「どうぞ」って言ってる。
そして今日、せがまれてバーバパパの絵本を読んでたら、かなりハッキリと「バーバパパ」と言ったのでギョッとした。その後「バーバパパ？」と聞いてみると「バーバパ！」と何度も言ってた。夫がかなり悲しそうにしてて不憫。バーバパパに負けるのはキツいよね。「パパ」って文字が入っちゃってるから……。
夜、映画「X」を見た。
「若い男女が田舎に行って惨殺される」という、「悪魔のいけにえ」的なクラシック設定のホラーを、なぜ2022年に！？と気になってたやつ。なかなか凄い映画だった。
「悪魔のいけにえ」の殺人ファミリーって、なんだかんだ仲良しで良いな〜って思うんだけど、「X」の殺人ご夫婦も負けないくらい仲が良く、ほっこり。いやーいい夫婦だね。
殺人ご夫婦はとある問題を抱えていて、それが殺人の動機に繋がっているんだけど、それだけじゃ説明しきれなくない！？っていうレベルの所業なので、ちょっとモヤりはする。特に爺さんの方はどういうスタンスなんだ？全体的にいまいち掴みきれないんだよな。でも面白いと思った。ラストシーンがおしゃれ。
金曜日
保育園始まってから夜泣きが悪化してて、眠気と戦う一日。
のんちゃんは保育園で昼食を食べるようになり、またひとつレディの階段を登った。初回からほぼ完食したらしい。あとはお昼寝ができるようになれば、パーフェクト保育園レディである。夜泣きさえ終わってくれたら、仕事復帰も怖くないのだが……。
夜、映画「スパイダーバース」を見返した。おもしれ〜〜〜。劇場で見たんだけど、ストーリーをすっかり忘れていたので、初めて見るみたいに楽しめた。得した。
スパイダーマンってやっぱり良いな。憧れる。もしもマーベルヒーローになれるなら、絶対スパイダーマンが良い。
土曜日
今日も夜泣きで元気が無かった。一日中頭がボーっとしてた。
のんちゃんの昼寝中に、保育園の帽子のゴムを調整して、スモックにアップリケをつける事だけできた。あとはずっと横になってスマホ見るしか無理だった。
漫画アプリで「スキップとローファー」を少し読んで、良い漫画すぎて全巻欲しくなった。私は学生の時すごくアホで、今よりずっとアホで終わってたので、こういう賢くて優しくて人との良い関係をしっかり築いている学生たちが出てくる作品を読むと、平成にもこういうのあってくれたら……って思う。これ読んでたらなんか少しはマシになれたんじゃないかって。「正反対の君と僕」とかもさ……。いや、関係無いですね……。
日曜日
選挙に行きがてら、のんちゃんと散歩。のんちゃんの保湿クリームと、私の日焼け止めと、チェンソーマンの新刊を買って帰った。家帰って読んだら、水族館の話からおうちデートの話までで、神刊。アサもヨルもかわいいな〜。
月曜日
のんちゃんが保育園に行った後、なんか元気だったから不要な物をメルカリに出品したら、1分で売れた。イェーイって感じですぐスーパーに段ボール貰いに行って、ついでに化学メキシコを買った。
夜に映画見ながら食べようと思ってたんだけど、夕飯にアボカドサラダを作っていたら、これと化学メキシコ混ぜたらチョーウマイだろうな……という考えが頭から離れなくなり、気付いたら全部ボウルに突っ込んでた。味はもちろん、MEXICO……。今までこれを作らなかった自分は、あほの腰抜けだったのかもしれない……。
夫がこのサラダをとても気に入ったようで、誕生日とクリスマスと結婚記念日に食べたいと言っていた。
火曜日
映画館に向かう途中で、メルカリの取引相手からお怒りメッセージが届いた。昨日発送したものが、一部破損していたらしい。私の梱包ミスである。丁寧にお詫びのメッセージを送ったらもう怒ってはいないみたいだったけど、購入額の一部を返金希望との事。マジで面倒すぎて、全額返金するし商品もあげますって言ったんだけど、あくまで一部返金を希望……。ウウ……。出品なんかするんじゃなかった……。もっとちゃんと梱包するんだった……。と後悔の念でいっぱいになりながら、席について映画を見た。
私は、一瞬人生を忘れるために映画を見る。暗い部屋で座って映画を見ている間は、そのメッセージに集中し、映画と自分だけになれる。いつもはそうなのに……。今日は、見ている間ずっと頭の片隅にメルカリの事があって、何を見ても「メルカリ……」って考えてた。人生は忘れさせてくれるのに、メルカリの事は忘れさせてくれないんだね。映画も大したこと無いなって思った。
ちなみに見たのは「ザ・ホエール」。
死に際に身勝手な懺悔をして、一度捨てた人生に関わろうとするのって、親あるあるなの？たまったもんじゃない。死に際の人間に冷たくするって、かなり体力のいる事だからな。そういう耐え難いストレスを子供に押し付けて、自分が気持ち良く死ぬために一生懸命になっちゃってるのは、何よりもおぞましい事だと思うよ。
娘が結局白寄りのグレーなのか、黒寄りのグレーなのかは分からないけれど、ただひとつ、信じてくれる人がいたという事は、彼女を良い方に導くでしょうか。それは想像するしかない。
