週刊ゆふあや 熱

金曜日

radikoの24時間ルールがキツすぎて、人々にラジオを聞いてほしくないという強い信念を持って作ってるんだろうな〜ってよく思う。

 

土曜日

ポケモンスリープを始めたが、タスクのほぼ全てが朝に集中しすぎである。睡眠データを見る、集まったポケモンの寝顔を集める、クッキーをあげる、木の実を回収する、料理を作る……。遅刻厳禁、5分前行動の日本では、朝からこんなのやってる時間は無いと思う。

寝てる間の音を録音してくれるので、のんちゃんが何時に何回夜泣きしたのかが分かるのは面白い。

 

日曜日

のんちゃんを歯医者に連れて行き、フッ素塗布をしてもらった。初めての歯医者なので、緊張と恐怖でずっと泣きそうな顔してたけど、ギリギリ泣かずに頑張ってた。

歯医者で働いてる時もよくなるんだけど、こういう子供の社会性を目の当たりにすると目頭が熱くなるよ。

その後、映画館で「君たちはどう生きるか」を見た。なんて抽象的な映画なのか。自分なりに受け取ったものはあったのだが、それがすごくペラい気がして、こんな事を言うために2時間のアニメを作るはずがない、もっとこの映画が発信しているメッセージは深い所にあるはずだ、と思って思考をこねくり回した。

パンフレットを買って読みたかったが売っていなかったので、本屋に寄って吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」を買って、帰りの電車で読んでみると、"君自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かされたことを、くれぐれも大切にしなくてはいけない"と書いてあって、ああ、本に怒られた、と思った。

 

月曜日

夜、のんちゃんと寝室に行き寝かしつけをしていたら、お互いの顔が見えない暗闇の中で、のんちゃんがいないいないばあをした。いないいないばあを行動としては理解しているけど、「隠れた顔がまた現れる」という面白さの構造は、無意識に感じているだけで理解はしていないのだなあと思った。

 

火曜日

のんちゃんが発熱し、仕事を休んで病院へ連れて行く。見慣れた抗生剤と咳止めシロップ。すっかり常連なので、耳鼻科で鼻にスプレー突っ込まれても泣かなくなった。

ただひたすらにぐったり横にたっている赤ちゃんを見るのは精神に来る。

 

水曜日

のんちゃんの熱が下がらず、今日は夫が仕事を休んだ。私は歯医者へ行って歯石取りの仕事。

夜、のんちゃんの体があまりにも熱いので体温を測ってみると、39.9度あった。解熱剤を飲ませたら少し楽になったのか、コテンと寝た。